スイトルボディ SWB-1000JPとは|介護用洗身用具の基本情報

「スイトルボディ SWB-1000JP」は、ベッド上でも身体(必要に応じて頭部周辺も)を洗身しやすくするための介護用洗身用具です。清水タンクから水(温水)を送り、汚れた水は汚水タンクへ回収する構造のため、“洗う”と“吸引回収”を一体で行える点が特徴です。
スイトルボディ SWB-1000JPの呼び方・表記ゆれ
- スイトルボディ SWB-1000JP
- switle BODY SWB-1000JP
- 介護用洗身用具 switle BODY(品番:SWB-1000JP)
何ができる機器か

- 温水(38〜45℃)に調整して洗身ができる
- 清水/汚水/専用ソープのタンクを備え、洗身を“作業として回しやすくする”設計
- 持ち運びしやすい約5.5kg(水や付属品等を除く)
仕様

- 品番:SWB-1000JP
- サイズ:480 × 230 × 290(mm)
- 重量:約5.5kg(ACアダプター、水、ソープを含まず)
- タンク容量:清水 約1.8L/汚水 約2.0L/専用ソープ 約0.3L
- 温度設定範囲:38〜45℃
- 電源:AC100〜240V、消費電力:350W
- TAISコード:02201000001(流通・福祉用具管理で参照される識別情報)
詳細はスイトルボディの介護保険適用状況とTAISコード取得完了のお知らせの記事で紹介しています。
公的評価・受賞情報

switle BODYは、グッドデザイン賞の金賞を受賞しています。スイトルボディは、その革新的な機能性と、持ち運びやすさ、そして簡単に使えるデザインが評価されました。
これにより、介護の現場や家庭でのケアにおいて、従来の方法では難しかった体の汚れを手軽に清潔に保つことができる点が注目され、今回の受賞に至っています。
受賞内容の詳細については、スイトルボディがグッドデザイン金賞を受賞の記事で紹介しています。
関連情報:スイトルボディの評価実績を見る »
SWB-1000JPが解決する入浴介助・洗身介護の課題
在宅介護や施設介護において、「入浴」や「身体を清潔に保つこと」はとても大切です。しかし同時に、介護の中でも特に負担が大きい作業として挙げられるのが洗身・入浴介助です。
入浴介助が「大きな負担」になりやすい理由

介護現場では、次のようなお悩みが重なりがちです。
- 介助する側の腰や腕への身体的負担
- 浴室への移動や着替えにかかる時間と労力
- 転倒やヒートショックなどの事故リスク
- 入浴できない日の清拭では汚れや臭いが残りやすい不安
- 冬場や体調不良時に入浴そのものが難しい現実
特に在宅介護では、
「今日はお風呂に入れられなかった…」
という罪悪感を、介護者が抱えてしまうケースも少なくありません。
「洗えない」のではなく、「洗いきれない」問題

清拭(せいしき)は一般的な代替手段ですが、
- タオルで拭くだけでは皮脂汚れが落ちにくい
- ゴシゴシ擦ることで肌トラブルにつながる
- 洗い残しや臭いが気になる
といった課題があります。
つまり問題は「洗う意思」ではなく、十分に洗える手段がないことにあります。
SWB-1000JPが担う役割

スイトルボディSWB-1000JPで洗う様子
スイトルボディ SWB-1000JPは、こうした現場の課題に対し、
- ベッド上でも洗身ができる
- 温水でやさしく汚れを落とし、その場で回収できる
- 入浴と清拭の“間”を埋める選択肢になる
という位置づけの機器です。
「入浴できない日=不十分なケア」ではなく、
“その日の状態に合った、無理のない清潔ケア”を可能にする点が、SWB-1000JPの大きな価値と言えます。
介護者と介護を受ける人、双方の負担軽減へ

洗身の負担が軽くなることで、
- 介護者は体力的・精神的に余裕が生まれる
- 介護を受ける側は、無理なく清潔を保てる
という好循環が生まれます。
SWB-1000JPは、単なる機械ではなく、介護の選択肢そのものを広げる存在です。
スイトルボディ SWB-1000JPの特許技術と洗身の仕組み
スイトルボディ SWB-1000JPが従来の清拭や簡易洗身と大きく異なる点は、「洗う」と「汚水を吸引する」を同時に成立させる構造にあります。ここでは、介護現場で“使える理由”が理解できるよう、仕組みを噛み砕いて説明します。
洗身を成立させる基本構造

SWB-1000JPは、以下の流れで洗身を行います。
- 温水を噴射して皮脂や汚れを浮かせる
- 専用ソープでやさしく洗浄する
- 湿式吸引で汚水をその場で回収する
この一連を一つのヘッド操作で完結させることで、ベッドや衣類、周囲を濡らしにくい洗身が可能になります。
ベッドを濡らしにくい「湿式吸引」の考え方

SWB-1000JPの中核は、湿式吸引アタッチメントです。
これは、洗浄に使った水を即座に吸引回収するための仕組みで、次の点が現場に効きます。
- 洗身中に水が垂れにくい
- シーツ交換の頻度を抑えられる
- 体位変換を最小限にできる
結果として、準備・後片付けの負担が軽減され、洗身そのものに集中できます。
温度管理と肌への配慮

SWB-1000JPは、38℃〜45℃の範囲で温水を調整できます。
この温度帯は、汚れを落としやすく、かつ刺激を抑えやすい点が特徴です。
- 冷水の不快感がない
- ゴシゴシ擦らなくても汚れが落ちやすい
- 乾燥や赤みのリスクを抑えやすい
介護を受ける方の体調や皮膚状態に合わせて、“その日の適温”を選べるのは実用上の大きな利点です。
スポンジヘッド交換による衛生管理

洗身ヘッドのスポンジは簡単に交換可能な構造です。
これにより、
- 部位ごとの使い分け
- 複数人使用時の衛生管理
- 消耗時の迅速な対応
が行いやすくなっています。
機器そのものを清潔に保ちやすい設計であることも、長期運用では重要なポイントです。
「技術」ではなく「介護動線」を変える仕組み

SWB-1000JPの特許技術は、単なる機構の新しさではありません。
洗身に伴う、
- 移動
- 準備
- 片付け
といった介護動線全体を短くすることに価値があります。
使い方と準備手順|SWB-1000JPはどこまで簡単か
スイトルボディ SWB-1000JPは、「機械は便利そうでも、準備や片付けが大変なのでは?」という不安を持つ方にも配慮された設計です。ここでは、実際の使用イメージが浮かぶように、準備から使用、後片付けまでを順に整理します。
使用前の準備は最小限

コンセントを差し込み、清水タンクに水道水を入れます
SWB-1000JPの準備は、複雑な工程を必要としません。主な流れは次の通りです。
- 清水タンクに水(またはお湯)を入れる
- 必要に応じて専用ソープをセットする
- 電源を接続する
これだけで使用準備は完了します。
浴室への移動や大掛かりな環境づくりが不要なため、体調が優れない日や時間に余裕がない場面でも対応しやすい点が特徴です。
ベッド上での洗身手順

洗身は、ベッド上で無理のない姿勢のまま行えます。
- 洗身ヘッドを身体に軽く当てる
- 温水とソープで汚れを浮かせる
- 同時に汚水を吸引回収する
この流れを繰り返すことで、
洗い流しと拭き取りを同時に進める感覚で洗身できます。
体位変換を最小限に抑えられるため、介護を受ける側の負担だけでなく、介助者の腰や腕への負担軽減にもつながります。
部位ごとの使い分けもしやすい

SWB-1000JPは、身体の部位に合わせて洗身しやすい構造です。
- 背中・腰などの広い面
- 首元・わき・足などの汚れがたまりやすい部位
必要な部分だけを短時間で洗えるため、全身入浴が難しい日でも、清潔感を保ちやすくなります。
使用後の後片付けも簡単

洗身後は、
- 汚水タンクを取り外して排水
- 洗身ヘッドやタンクを軽く洗浄
- 本体を乾かして保管
というシンプルな流れです。
洗身後に床や寝具を大きく濡らしてしまう心配が少ないため、後片付けに追われにくい点も評価されています。
「続けられる」ことを重視した設計

SWB-1000JPは、一度きりの便利さではなく、日々の介護の中で使い続けられるかを重視した設計です。
- 準備に時間がかからない
- 失敗しにくい操作性
- 片付けの負担が軽い
こうした積み重ねが、洗身ケアを“特別な作業”から“日常の一部”へ変えていきます。
介護負担を軽減するSWB-1000JPの具体的メリット
スイトルボディ SWB-1000JPの価値は、「洗える」という一点にとどまりません。日々の介護に組み込んだとき、介護者・介護を受ける方の双方にどのような変化が生まれるのか。ここでは、現場で実感されやすいメリットを整理します。
介護者側のメリット
身体的負担の軽減

入浴介助は、持ち上げ・支え・移動といった動作が重なり、腰や腕に大きな負担がかかります。
SWB-1000JPは、ベッド上で洗身が完結するため、
- 移乗回数の削減
- 中腰姿勢の軽減
- 浴室への往復が不要
といった点で、身体への負担を抑えやすくなります。
介護時間の短縮と気持ちの余裕

準備や後片付けに時間を取られにくくなることで、
- 洗身にかかるトータル時間が読みやすい
- 介護スケジュールに余裕が生まれる
結果として、「急がなければならない」という心理的プレッシャーの軽減にもつながります。
介護を受ける方のメリット
無理のない姿勢で清潔を保てる

体調や身体状況によっては、浴室への移動自体が大きな負担になります。
SWB-1000JPなら、慣れたベッド上で洗身が可能なため、
- 体力の消耗を抑えやすい
- 緊張や不安が少ない
といった安心感があります。
肌へのやさしさ

タオルで強く擦る清拭と比べ、温水とソープで汚れを浮かせて回収する洗身は、皮膚への刺激を抑えやすい点が特徴です。
- 乾燥しやすい高齢者の肌
- 敏感になりやすい状態の皮膚
にも配慮しながら、清潔を保つことができます。
「できる日だけ入浴」からの脱却

SWB-1000JPがもたらす大きな変化は、
「今日は入浴できなかった」という状況でも、清潔ケアを諦めなくてよいことです。
- 入浴が難しい日
- 体調が不安定な日
- 介護者が一人の時間帯
こうした場面でも、無理のない形で洗身が行える選択肢があることで、介護の質を安定させやすくなります。
介護の“罪悪感”を減らすという価値
介護現場では、「十分にしてあげられていないのでは」という気持ちが、介護者を追い込んでしまうことがあります。
SWB-1000JPは、できる範囲で最善のケアを選べる環境を整える機器です。
介護の負担を減らすことは、単なる効率化ではなく、介護を続けていくための土台づくりとも言えるでしょう。
介護テクノロジー認定・受賞歴から見るSWB-1000JPの信頼性

介護用機器は、「便利そう」に見えるだけでは導入の決め手になりません。第三者からの評価や公的な位置づけがあるかどうかは、安心して使い続けられるかを判断する重要な材料です。SWB-1000JPは、その点でも一定の評価を受けています。
「介護テクノロジー」としての位置づけ

SWB-1000JPは、単なる家電や補助器具ではなく、介護の現場課題を解決する技術として整理されています。
これは、「使う人の身体的・心理的負担を軽減する」という目的が、構造や機能に反映されていることを意味します。
- 洗身と回収を同時に行う仕組み
- ベッド上で完結する動線設計
- 継続使用を前提とした操作性
こうした要素が、介護テクノロジーとして評価される背景です。
関連記事:介護テクノロジー定着支援事業について
デザイン・発想面での評価

SWB-1000JPは、発想や設計思想の面でも評価を受けています。
見た目の美しさだけでなく、
- 介護現場で実際に使われること
- 介護者・被介護者双方の立場に配慮されていること
といった点が、評価の対象になっています。
これは、「アイデア先行の商品」ではなく、実用を前提に磨かれてきた製品であることを示しています。
導入を検討する立場から見た意味
第三者評価があることで、導入を検討する側には次のような安心材料が生まれます。
- 独自開発だが、独りよがりではない
- 現場での使用を想定して検証されている
- 長期的に使われることを前提にしている
特に法人・施設導入の場合、説明責任を果たしやすいという点も見逃せません。
導入事例
スイトルボディ導入事例:社会福祉法人 千寿会 長久手皐月の家様
スイトルボディ導入事例:住宅型有料老人ホーム ハピネスリブ星田様
スイトルボディ導入事例:社会福祉法人やすらぎ会様
スイトルボディの口コミから読み解く、その魅力とは?
「評価されている」ことよりも重要な点

ただし、評価や認定は目的ではなく結果です。
SWB-1000JPの本質的な価値は、
- 入浴や洗身が難しい状況でも
- 清潔を保つ選択肢を現場に残す
という一点にあります。
第三者評価は、その考え方と設計が一定の妥当性を持つことの裏付けとして捉えるのが適切でしょう。
災害時・非常時にSWB-1000JPが活躍する理由
災害や非常時には、水や電気、入浴設備といった日常のインフラが突然使えなくなることがあります。そうした状況下で、介護が必要な方の清潔をどう保つかは、見落とされがちでありながら重要な課題です。SWB-1000JPは、この点でも有効な選択肢となります。
能登半島地震の被災地へ


約1リットルの水で成人男性1人の全身を洗うことが可能な独自の機能を活かし、能登半島地震では、水の足りない被災地に届けられ、利用した被災者からは喜びの声があがったといいます。
入浴ができない状況は、災害時ほど長期化する

地震や水害、停電などが起きると、
- 浴室が使えない
- お湯が十分に確保できない
- 介護サービスが一時的に停止する
といった事態が重なります。
その結果、入浴や洗身が後回しになりやすくなるのが現実です。
清拭だけでは補いきれない問題

非常時には清拭で対応するケースが多いものの、
- 汚れや皮脂が十分に落ちない
- 汗や臭いが残りやすい
- 肌トラブルが起きやすい
といった課題があります。
特に長期化すると、衛生状態の低下が体調悪化につながる可能性も否定できません。
SWB-1000JPが非常時に役立つ理由

SWB-1000JPは、災害時に想定される制約の中でも使いやすい特徴を備えています。
- 大量の水を必要としない洗身方式
- 洗身と同時に汚水を回収できる構造
- 浴室に移動せず、ベッド上で対応できる
これにより、限られた水資源でも清潔ケアを行いやすいという利点があります。
在宅介護・施設双方での備えとして

災害時に特に影響を受けやすいのは、自力で入浴できない方です。
SWB-1000JPがあることで、
- 在宅介護でも最低限の清潔ケアを維持できる
- 施設では複数名への対応を想定しやすい
といった備えにつながります。
「非常時こそ清潔を保つ」ための選択肢

災害時は、命を守る行動が最優先されますが、清潔を保つこともまた生活を支える重要な要素です。
SWB-1000JPは、平時の介護負担軽減だけでなく、非常時にも役立つ“備えの一部”として位置づけることができます。
SWB-1000JPの製品仕様・価格・購入方法
ここでは「スイトルボディ SWB-1000JP(介護用洗身用具)」を検討する上で知りたい製品仕様、価格帯、購入方法を整理します。
製品仕様(主要スペック)


以下は、SWB-1000JPの代表的な仕様です:
- 品名/型番:介護用洗身用具 switle BODY(SWB-1000JP)
- 外形寸法:横480×縦230×高さ290 mm
- 重量:約5.5kg(ACアダプター・水・ソープ除く)
- タンク容量:
- 清水タンク:約1.8L
- 汚水タンク:約2.0L
- 専用ソープタンク:約0.3L
- 温度設定範囲:38〜45℃(温水対応)
- 電源:AC100〜240V (350W)
- 付属品:取扱説明書・ACアダプター・スポンジヘッド・シリコンヘッド・マグネットヘッド
これらの仕様は、ベッド上での使用や温水洗身に配慮した設計となっており、介護現場での実用性を念頭に置かれています。
価格

「SWB-1000JP」の本体価格は、206,800円(税込)が現在の価格です。
異なる価格の場合は、非正規品や中古品、もしくは類似品(コピー品)が考えられます。
正規のルートからの正規品ではない場合、メーカー保証の対象外となります。購入の際にはご注意ください。
購入方法
SWB-1000JPは、次のような形で購入が可能です。



1. 正規販売サイトからの注文(個人・法人対応)
- 正規の販売サイトから直接注文できます。
- 個人でも購入可能で、決済はクレジットカードや各種オンライン決済に対応している場合があります。
スイトルボディの購入はこちらから(現在は送料無料で対応中)
2. 福祉用具販売店・オンラインストア
- 介護用品を取り扱う専門販売店やECサイトでの取り扱いがあります。
- 価格や送料、納期条件が異なる場合がありますので、サイトごとの表記を確認すると安心です。
3. 中古・リユース市場
- 中古取引(例:オークション・フリマアプリ等)でも見つかることがあります。品質と保証の有無を確認した上で検討することが重要です。
- 例として、メルカリなどで中古商品が出品されるケースもあります。
- メーカー保証の対象外となりますのでご注意ください。
関連オプション・消耗品

SWB-1000JPは本体だけでなく、使い続ける上で必要な消耗品やオプション品があります。
- 専用カート(移動用):導入後の移動や保管を便利にするオプション。
- 専用ソープ:洗身用に最適化された専用ソープ。
- スポンジヘッド・交換用ヘッド各種:衛生管理のための付属品。
消耗品は定期的な交換によって清潔・安全に使用できます。
購入時のポイント
SWB-1000JPのような介護機器を購入する際は、次の点を確認すると安心です。

- 保証・アフターサービスの有無
- 返品・交換ポリシー
- 支払い方法や分割払いの可否
- 法人向けリースや助成制度の活用(施設導入の場合)
- 納期と在庫状況
こうした条件を整理しつつ、用途や使用頻度に合わせて最適な購入方法を選びましょう。
スイトルボディ SWB-1000JPに関するよくある質問
ここでは、「スイトルボディ SWB-1000JP」を検討される方から特に多い疑問を整理します。
導入前の不安を一つずつ解消できるよう、現場目線でお答えします。
-
本当にベッドを濡らさずに洗身できますか?
-
完全に水が飛び散らないという意味ではありませんが、
洗った水をその場で吸引回収する構造のため、通常のシャワーや洗面器を使う洗身と比べて、寝具が濡れにくい設計です。
防水シートなどを併用することで、より安心して使用できます。
ベッドを濡らさない仕様については、スイトルボディの6つの特徴:ベッドを濡らさない独自機構と特許技術の記事を参照ください。
-
入浴の代わりになりますか?
-
SWB-1000JPは入浴の完全な代替ではありません。
ただし、- 入浴が難しい日
- 体調が不安定な時
- 冬場や移動が負担になる場面
において、清拭よりもしっかり洗える選択肢として役立ちます。
「入浴できない=不十分なケア」にならない点が大きな価値です。
-
高齢者や皮膚が弱い人にも使えますか?
-
温水で汚れを浮かせ、ゴシゴシ擦らずに洗身できるため、皮膚への刺激を抑えやすい設計です。
ただし、皮膚疾患や医療的な制限がある場合は、事前に専門家へ相談することをおすすめします。
-
操作は難しくありませんか?
-
SWB-1000JPは、複雑な操作を必要としない設計です。
- タンクに水を入れる
- 電源を入れる
- 洗身ヘッドを当てて操作する
基本動作はシンプルで、介護機器に不慣れな方でも慣れやすい構造になっています。
-
どのくらいの頻度で使えますか?
-
使用頻度に明確な制限はありません。
体調や介護環境に合わせて、- 毎日の部分洗身
- 入浴できない日の代替ケア
など、無理のない範囲で柔軟に使うことが想定されています。
-
一人の介護でも使えますか?
-
はい。
SWB-1000JPは、一人介護の現場も想定されています。- 体位変換を最小限にできる
- ベッド上で完結できる
ため、人手が足りない場面でも対応しやすい点が特徴です。
-
法人・施設でも導入されていますか?
-
在宅介護だけでなく、施設や事業所での導入事例もあります。
複数人での使用を想定する場合は、衛生管理や消耗品の運用ルールを決めた上での導入が望ましいでしょう。(事前のご相談にも対応しています。)法人での導入を検討中の方へは、業務効率や導入事例を紹介した介護施設への導入を検討されている管理者様への記事を参照ください。
-
購入前に確認しておくべきポイントは?
-
導入前には、以下を整理しておくと安心です。
- 使用する場所(ベッド周りのスペース)
- 使用頻度と対象者
- 保管場所と電源環境
- 消耗品の管理方法
これらを事前に確認することで、導入後の「思っていたのと違う」を防げます。
-
どんな人に向いている機器ですか?
-
SWB-1000JPは、
- 在宅で介護を続けている方
- 入浴介助の負担を減らしたい方
- 清拭では物足りなさを感じている方
- 非常時も見据えて備えたい方
に特に向いている介護用洗身用具です。
まとめ

スイトルボディ SWB-1000JPは、
「できない日をどう支えるか」という介護の現実に向き合った機器です。
無理をしない介護、続けられる清潔ケアを考える上で、現実的で実用性の高い選択肢と言えるでしょう。
導入を迷われている方へ
スイトルボディ SWB-1000JPは、
「今すぐ買う」ための機器ではありません。
まずは、
ご自宅や施設の介護環境で本当に使えるか
どのような準備が必要か
を、資料で落ち着いて確認していただくことが大切です。



介護は、
「できるか・できないか」ではなく
「無理なく続けられるかどうか」が大切です。
スイトルボディ SWB-1000JPは、
すべての方に必要な機器ではありません。
だからこそ、
必要な方に、正しく理解してから選んでいただきたい
と考えています。
ご不安な点や、ご自宅・施設での使用可否については、無料でご相談いただけます。








